PROJECTS

河川計画分野では、河川、ダム、湖沼の治水・利水・環境に関わる調査・計画を行っています。
また、近年、気候変動の影響により、近年激甚化・頻発化する水害を見据えた防災・減災の重要性が高まっているなかで、ダムや河川水位の予測、浸水想定区域図の作成、避難誘導対策の立案など、安全で安心して暮らせる社会の実現に向けて重点的に取り組んでいます。

気候変動を踏まえたリスク管理

近年激甚化する水害の一つの要因として地球規模の気候変動が挙げられています。気候変動に伴って予測される降雨増加量などは地域によって異なるため、大規模アンサンブル気候予測データなどを用い、治水安全度に与える影響を把握することが求められます。RRIモデルを用いた流出氾濫予測と併せることで、治水計画における増大リスクを定量的に算出することが可能となります。


図 特徴的な気象予測パターンを用いた浸水深の予測例(アンサンブル気候予測データ)

【実 績】

実績年度 業務件名 発注者
  高解像度気候計算データを用いた中規模の河川流量シミュレーションの実施支援業務 国立研究開発法人海洋研究開発機構
2021年度 二級河川鮎川河川整備基本方針検討業務 茨城県高萩工事事務所 など

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