当社は、昭和40年に三井グループ主要20社の出資により創立されました。当時、急速に増大していた社会資本整備の一翼を担い、わが国の経済発展に貢献することが創立の趣旨です。半世紀を超える事業活動により、一定の貢献ができたと自負しております。
2015年にMCC-Vision100を策定しました。経営理念に、「人、環境、より良い地球社会※への貢献」を掲げ、資源・エネルギーや環境・生態系、大規模災害といった地球規模で対処が必要な課題の解決に向け、果敢に挑戦していくことを謳っています。
今、世界は変わろうとしています。
変化の目指すところは、SDGs（持続可能な開発目標）として共有されつつあります。気候変動への具体策をはじめ、海や陸の豊かさを守る、住み続けられるまちづくりなどの目標が示され、我々建設コンサルタントが貢献できることは広がっています。当社の経営理念を実現していく舞台が整ってきたと感じています。
当社は、100年企業を目指し、建設コンサルタント業の先にある新たな領域へ果敢に挑戦していきます。
また、従来の社会資本整備の分野においても、専門技術力を高めることは勿論のこと、高潔な使命感と倫理観を持つ技術者集団として、たゆまぬ研鑽を続けていきます。 ※「地球社会」とは、人類のみならず、地球に生きる動植物、地球を構成する無生物を含めた概念。
※「地球社会」とは、人類のみならず、地球に生きる動植物、地球を構成する無生物を含めた概念。
今、地球社会は、資源・エネルギー、環境・生態系、大規模自然災害、経済格差等々、その存続を脅かす様々な問題を抱えている。
我々には、建設コンサルタントとしての建設や環境、情報に対する「知識」及び問題点を見つけ、課題を設定し、解決していく「知恵」がある。
さらに「知識」を広げ、「知恵」を深め、地球社会の明日を見据える高い「見識」を持ち、人類が築き上げてきた文明とその存続に密接不可分な環境、生態系を未来につなぎ、理想へ近づけることに、持てる叡智を結集する。
地球社会の理想に向け、知識と知恵を駆使して創造性を発揮し、具現化のための技術開発に意欲的に取り組む。
品質を競争力とし、正義を真の価値とする。これをすべての行動規範として実践する。
地球社会に貢献できる広い知識、深い知恵、高い見識を持ち、何事にも怯むことなく挑戦する人材を育成する。
価値観の多様化や就業構造の変化に対応し、仕事に誇りを持って楽しく前向きに働け、組織として活力のある就業環境を整備する。
豊かな地球社会への貢献。この信念のもと、優れた技術と高い知性（知識、知恵、見識）で地球社会の豊かな未来を切り拓き、その挑戦と成し遂げた成果を誇れる企業を目指す。