既設橋の耐震補強設計においては,様々な制約条件があります。歴史的な橋梁に対しては既設の耐震性能を十分に評価した上で,補強を極力避けた設計を行う場合があります。特殊な複合構造に対しては立体解析等を実施の上,耐震補強設計を行います。また施工性の検討も重要であり,新技術を組み合わせた耐震補強設計を行っています。