人為操作が不要な無動力樋門設計

水門・樋門のゲート操作について、多発する集中豪雨による急激な水位上昇に対して迅速にゲート閉鎖できる構造が求められています。また、水門・樋門の操作員の高齢化や担い手不足も問題となっています。樋門設計において、治水的影響を評価した上でこれらのニーズに対応した無動力で自然開閉が可能なバランスウェイト式フラップゲートを採用しました。近畿の事例では、ゲート幅3.0m×高さ2.7mで適用し、自然開閉式ゲートとしては地域でも有数の大型施設となっています。