東日本大震災により甚大な津波被害となった茨城県大洗町の復興の一環として、漁港開口部に計画されたL1津波対策水門(L2地震対応)の詳細設計を行いました。
現場は漁船やフェリーの往来が多いため、二重締切堤をなくすことで施工期間中の安全な航路を確保し、日本に数台しかない大型起重機船でのハイブリッドピア(HBP)構造を実現しました。
水門断面は漁船の航行を考慮し、幅20m、高さ37.6m(堰柱高14.6m、門柱高23m)とHBP構造を採用した水門では関東最大級です。
実績年度 | 業務件名 | 発注者 |
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2018年 | 29国補高潮 第29-06-002-0-059号 水門詳細設計業務委託 | 茨城県 土木部 港湾課 |